自分にあった友だちを見つけることで
社会への適応をなめらかにしていきます
思春期ASDの子どもたちのための、
ソーシャルスキルトレーニングプログラム
とは?
- PEERS® (Program for Education and Enrichment of Relational Skills)とは、米国UCLAの研究者(Dr.Elizabeth Laugeson)によって思春期の自閉スペクトラム症(ASD)や社会性に課題のある子ども達に向けに作成されたプログラムです。認知行動療法理論と保護者のサポートを基本原理としており、グループで取り組みます。カリキュラムは、社会適応に重要な役割を果たす“友達作り”と、その良い関係を維持していくために必要なスキルに焦点を当てられています。このプログラムは北米を始めとして世界各国の研究で効果検証がされ、日本でもその効果が認められたエビデンスのあるソーシャルスキルトレーニングです。
※ PEERS®はUCLAの登録商標です
の特徴
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子どもと保護者を同時に、
別室でセッションを実施各グループ約7〜10名、週1回90分間のセッション。全14セッション。
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グループ外で自分にあった友達を
見つける・選ぶことを重視友だちを作り、その関係を維持していくために必要なスキルをグループで学びます。
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数少ないエビデンスのある
ソーシャルスキルトレーニング北米で科学的に検証されその効果が認められています。(Laugeson et al.2012)
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思春期を対象とした
ソーシャルスキルトレーニング思春期は友達との関係がとても重要な役割を果たします。その発達段階に合ったスキルを学び将来の社会適応をサポートします。
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保護者がソーシャルコーチ
保護者も学ぶことで、プログラム中はもちろん、終了後もソーシャルコーチとして子どもをサポート。スキルの般化や定着につながります。
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指導者向けの完全なマニュアル
UCLAで長年にわたって研究された指導方法が、具体的な言葉かけやステップで示されています。
一般社団法人SSTAR
日本でのPEERS®プログラムの啓蒙と普及を通して、発達障害や人間関係での悩みを抱える思春期の子どもたちが、自らの持てる能力を発揮して人とつながり、豊かな社会生活をおくることができるように支援をしています。
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代表理事
小児発達学博士
PEERS® Certified Trainer
臨床心理士・特別支援教育士山田 智子
指導者向け特別セミナー開催
参加者募集
日本でプログラムを実践してきた講師による、資格をとれるセミナーです。
PEERS®の実践方法を詳しく説明する、指導者向けの3日間特別セミナーです。このセミナーを修了された方はUCLAのPEERS® Certified Provider(認定講師)となることができます。本セミナーでは、日本文化の中で実施する際の工夫や配慮コツなどもお伝えします。
セミナーで学べること
- 全14回の子どもセッションと保護者セッションのレッスン概要
- 友達を作り、良い関係を築くための具体的なルールとステップ
- 仲間からの拒否や思いのすれ違いへの効果的な対応方法
- 新しく学んだスキルを練習するユニークで楽しいアクティビティについて
- それぞれのスキルを身につけ、般化していくための宿題について
- スキルと宿題について説明された保護者向け配布資料について
- 陥りがちなトラブルを乗り越えるための方法や対策に向けてセラピストがすべきこと
- このプログラムの有効性を示す先行研究の概要
大阪会場
- 日程:
- 2025年 3月20日(祝・木)、 22日(土)、23日(日)の 3日間 合計24時間
- 時間:
- 9時〜17時
- 定員:
- 40名
- 場所1:
- クリスタルタワー
大阪府大阪市中央区城見1-2-27 - 場所2:
- オンライン
- 講師:
- 山田智子
具体的なセミナーの内容・受講料・申込み方法等については、
こちらのPDFをご覧ください。
※ なお、お申し込みいただきましたら、参加資格等をお尋ねするメールを差し上げます。
参加可能かどうかにつきましては、UCLAの確認が必要となる場合もありますのでその旨ご了承ください。
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